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自己破産した相手と結婚する前にはこの3つを心がける

2015.12.24 自己破産


自己破産の理由をしっかり聞いておく

一言で自己破産と言っても、その背景は実にさまざまです。事業の失敗による負債、ギャンブルやブランド品などいわゆる浪費による負債、生活苦によりやむなく作った負債等々があります。その理由によっては自己破産しただけでは根本原因を解決することができず、再び借金生活に転落してしまうこともあるのです。

たとえばギャンブル依存症や買い物依存症など、医学的に治療を要するものもあります。また、目先の借金を返しただけで生活苦の状態が改善されない場合は生活保護や各種手当の申請を検討する必要がある場合もあります。生活費が一体化する結婚生活では借金の原因が解決されているかどうかは配偶者にとっても今後の人生を決める大問題です。また、このようなことを聞いても隠すようであれば人間性そのものに問題があると言っても良いかもしれません。

親族の肩代わりなど、過去の状況を調べる

もともと借金体質の人の状態がひどくなってしまう原因としては、周囲の人間が適切な対応をしていないこともあります。一番良くないのは、借金があることが発覚した時点で、自己破産は外聞が悪いとして親など周囲の人間が丸ごと肩代わりしてしまうことです。苦心して自力で解決するという経験をしなければ、本人は周りが何とかしてくれるということばかり学習してしまい、同じことを繰り返す可能性が大きいのです。

また、借金の背景に社会的に見て好ましくない行動が伴っていることもあります。どこに勤めても仕事が続かなくて転職を繰り返す、職場の同僚にお金を借りることが常態化しているなど、結婚したら明らかに苦労することが目に見える行動習慣を持っていることもあります。どうしても気になることがあれば、興信所などを使って調べる方が良い場合もあります。

結婚した後の家計管理について話し合う

どんな原因であるにせよ、結婚前に絶対やっておかなければならないのは、家計管理をどのようにするかを話し合うことです。同情すべき事由があったにしても家計をコントロールできていない事実があったことは確かなのですから、この場合は自己破産の当事者自身が家計管理することは危険が伴うといえます。

夫婦双方の収入をあらかじめ確認しあっておくことはもちろん、予算を設定し、家計簿をつけて常に管理する約束をしておくべきなのです。出産、それに伴う妻の退職、マイホーム取得など、ライフステージの変遷によって出入りする金額も変わってきますから、将来的な状況も考えた上でシミュレーションすることが大切です。


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