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任意整理で後悔しないための対処方法

2015.08.10 任意整理


任意整理をしてみて本当に良かった!という人もいれば、残念ながら後悔する結果になる人もいます。では、同じことをしてもどうして本人にもたらす結果が異なってくるのでしょうか?
任意整理を選ぶ際の注意点とともに考えてみましょう。

手続選択は適正に行われたか?

債務整理の手続には種類がありますが、本来は残債務とその人の収入や家族などの状況を見て客観的に判断し、選択するのが正しいあり方です。
しかし債務の返済に行き詰まって相談に行く人は色々な事情を抱えています。本来なら自己破産という状況にもかかわらず、職業制限にかかると仕事ができないので破産できないとか、どうしても心理的抵抗感があり破産したくないから任意整理で終わらせたいという希望をうったえる人もいます。
どちらの選択肢もありうるケースなら、受任した専門家もある程度本人の意図を汲んでくれることもありますが、あまりにも無理な手続き選択をすることは禁物です。任意整理は和解が終わった後の返済こそ大切で、ここでつまずくとせっかく手続をした意味がなくなってしまうからです。

収入と支出の見通しは甘くなっていないか?

任意整理での失敗の典型的なものは上記のように無理な手続選択による返済の行きづまりです。特に専門家の目から見ると、本人による収入と支出の見通しが甘いことがあります。
たとえば、職場自体が不安定だったり、まだ転職して間もなくてそこに定着できるかどうかが不明確な場合などです。また、ライフイベントの中で車検や子供関係のことなど、大きな出費が必要になることもあるため、色々な要素を加味して計画しなければならないのです。
任意整理の場合、債権者側が和解の際に細かい収入の証明書まで要求してくることが少ないのであくまで「支払える金額」の自己申告になってしまいます。だからこそある程度厳しく検討した金額で余裕を持った計画を立てなければならないのです。

債務整理に慣れた専門家を選ぶこと

任意整理の場合、個人が直接債権者に掛け合っても「専門家に依頼してください」と、まったく相手にされない場合もあります。応じてくれたとしても相手の都合の良いように和解内容を定められてしまうことがあります。
債権者のタイプに応じて効率的に和解をする、適正な返済計画を立てるなど、基本的かつ重要な要素を押さえるためには専門家に依頼した方が後悔なく手続きを終えられる可能性が高いのです。
そして、専門家を選択する際も、債務整理手続自体に慣れている人を選ぶことは非常に重要です。どうやって選んだら良いのかがわからない人もいるでしょうが、最近はウェブサイトで積極的に情報開示している事務所も多くなっています。自分の目で見て納得のいく事務所にまずは無料相談から、という方法でも良いでしょう。


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