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借金返済計画を立てるときの3つのコツ

2015.11.23 任意整理


ATMからの振込みではなく、口座振替にする

多重債務者によくあるのが、支払いの関係をほとんど口座振替にせず一つ一つ支払いに行っているというパターンです。こういう人はなぜか水道や電気といった支払いもコンビニなどに行って支払っていることが多く見受けられます。そして、何月分まで支払ったかはっきりと把握していないことも珍しくありません。
支払いに行く時間と手間のロスもさることながら、やはり強制的に口座から落ちるスタイルにしないと期限がルーズになりがちです。そして、コンビニに支払いに行けば、ついついそこで余分なジュースやたばこなどの買い物をしたくなってしまいます。
きちんと月単位の収支を把握し、借金もその他の支払いもすべて口座振替にした上で自分の経済状態を「見える化」することです。そうすれば残債務の額も自分でわかりますし、終わりが見えてくることにつながります。

借金を一本にまとめる

最初はちょっとだけのつもりで1社から借りたのが、段々借りることに抵抗がなくなって時間とともに債権者の数が増えてくる、というのは典型的な多重債務へのコースです。
数が増えれば増えるほど返済に行くこと自体が時間的な負担になりますし、それぞれに返済期日がばらばらであればなおさらです。そしてなんといっても振込み手数料が馬鹿にならない、ということもあります。
4社、5社と増えてきたな、と思ったら、借金の一本化を検討するのもいいでしょう。銀行系などのおまとめローン商品なども出ていますし、新たに審査はあるもののもしまとめることに成功すれば借金総額を把握しやすい、金利が下がる、手間が減るなど一定のメリットはあります。
ただ、おまとめローン詐欺といって、手数料等の名目でお金を振り込ませて連絡が取れなくなるなどの悪徳業者もいますから注意しましょう。
また、借金をまとめることによって空いたカード枠で新たな借入をしてしまい、結局おまとめローンがその場しのぎで終わってしまうことも多いですので、いったん借金をまとめたら、新たな借入は決してしないように十分注意してください。

なるべく余分に返済するくせをつける

借金は長く期間をかければかけるほど総返済額が多くなります。ですから、リボ払いなど、終わりがわかりづらい返済方法はちゃんと計算してみるとびっくりするほどの金利を払っていることがあります。結局、借金を効率良く減らすのに一番良い方法は繰り上げ返済なのです。
借入総額に応じて月々の最低返済額が決まっていることが多いと思いますが、本来は1万円の返済で良いところを2000円、3000円だけ多く返済する、これを習慣にしておきたいものです。月々で見ればちょっとずつですが、総返済額では数十万円の金利節約になることもあります。
もう少しだけ多く返せるようにしようと思えば無駄なものを節約して家計をスリムにしようと心掛けるようになりますし、家計簿をつける習慣がつくようになる人もいます。


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