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年利18%の利息計算方法とは?

2016.03.23 任意整理


・消費者金融などの利息計算はどうやるの?
以前の消費者金融やクレジット会社のキャッシングは「グレーゾーン金利」といって、法律があいまいだっために起こった利息の取りすぎがありました。しかし、現在では利息に関する法律も整理され、年金利の上限がきっちり定められています。元金が10万円未満の場合は20%、元金が10万円以上100万円未満の場合は18%、元金が100万円以上の場合は15%となっていますが、仮に18%の金利が適用されたら実際の支払額はどのくらいになるのでしょうか。

具体的に利息を計算する式は、利用残高×実質年率÷365×利用日数となります。仮に50万円を年金利18%で30日間借りたとして計算すると、50万円×0.18÷365×30=7,397円となり、これが最初の1カ月の利息ということになります。

・順調に返済すると増枠を持ちかけられることも

このような年金利の計算方法で毎月毎月、利息を計算していくことになります。ですから、最初の月に元本を5万円返済していたとすると残りは45万円になっているので、次の月は45万円×0.18÷365×30=6,657円となります。そしてまた5万円の元本を減らした状態で次の月の利息を計算すると40万円×0.18÷365×30=5,917円となりますので、毎月着実に元本の返済が進んでいれば利息は元本の減少とともにどんどん減っていく理屈になります。

しかし、中には利息の返済で精いっぱいになり、元本がまったく減らないためにいつまでも高い利息を支払うはめになる人もいます。そして、消費者金融も商売ですから、真面目に返している人はまさに「優良顧客」となり、「増枠」という甘い誘惑をかけてくるのです。

・元本をなるべく早く返すことが総返済額を減らすコツ!

上記のように、元本が長期間高い金額のままだと、利息もずっと高い金額を支払い続けなければならないことになります。毎月の金額はそれほどでもないように見えて、1年、2年という期間に渡って支払った総利息を後で計算してみて愕然とすることもあります。ですから、元本が順調に減ってきた人でも決してむやみに消費者金融の社員からの増枠の誘いに乗って元本を増やし過ぎないこと、そして月々の最低返済額にとらわれずになるべく余力がある時に元本を多めに返すことが総返済額を減らすためには必要です。

現在は、ネットで返済シミュレーションを設けている消費者金融もたくさんあります。数字を入力するだけの手軽な仕組ですから、ぜひ借りる前にどれだけ利息を支払うのか知っておきたいものです。


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