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浪費癖による借金地獄から脱出する方法

2015.12.11 任意整理


買うことそのものが目的になってしまう

浪費癖は「買い物依存症」などということもあります。要するに、買うという行動を自分で制御することができないのです。このような人にありがちなのが、決して購入する「モノ」自体が欲しいのではないということです。
買い物という行動によって得られる高揚感や、店員から丁重に扱われることでプライドが満たされることなどがやめられない原因となっていることもあり、タグがついたまま放置されている大量の洋服などがあるのにまだ買ってしまうという人も珍しくありません。 根本的なところでの原因は、過度のストレスや欲求不満だったりすることもあります。
借金するところまではいっておらず軽度な状態であれば、自主的に行動様式を変えてみるだけでも改善できることもあります。例えば、定期的に持ち物の見直しをしてみていかに同じようなものを何度も買っているかを自覚する、ネットショップを開かないなどの方法です。

リボ払いなどでいつまでも終わらなくなっていたら?

ショッピングの場合、一番怖いのが、借金という自覚がいま一つ薄くなることです。直接的に現金を借りるキャッシングよりも、ショッピングの方が使いすぎの罪悪感を持ちにくくなります。
浪費癖のある人の特徴として、安易に長期の分割やリボ払いで買い物をしてしまうことです。特にリボ払いは月々の支払が定額のまま進行していくので、残高がいくらなのか、トータルで利息をいくら払っているのかがわかりづらくなり、考えなしに使うと大変なことになります。
リボ払いでどんどん買ってしまっている!という人は、きちんと内容を整理していつ支払が終わるのかを確認してみましょう。あと10年も支払が終わらない・・となると悲劇です。結婚など、今後の人生計画に支障になるほど総額が膨れ上がっている場合、思い切って専門家に相談して債務整理した方が良いこともあるのです。

カードなし生活に慣れる努力を

債務整理をする効能の一つとして、クレジットカードが使えなくなることがあります。借金ができないことをメリットと捉えられるようになれば浪費癖からの脱却はすぐそこです。
もし、債務整理の対象にした以外の会社のカードであれば、次の更新時期まで使える場合もありますが、そのようなものでもあえて解約、破棄して現金生活を心がけるようにしましょう。いい加減になっていたキャッシュフローを明らかにすることができれば無駄な支出に気付き、適性な消費生活のパターンが見につくはずです。
深刻な買い物依存症の場合は自助グループや専門医などの手助けが必要になる場合もあります。時間がかかることもありますが、借金生活に逆戻りしないためにも根本的治癒を行うことが大切です。


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