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自己破産って司法書士と弁護士どちらに任せればいいの?

2015.05.23 自己破産


自己破産について色々調べたことのある方は弁護士、司法書士両方の専門家が手続きに関与できることがわかったはずです。
いざ依頼!となったらどちらに頼むのが有利なのでしょうか?

自己破産を司法書士に頼むメリット・デメリット

自己破産を司法書士に頼むことのメリットは、弁護士と比べて比較的敷居が低くて相談しやすいこと、料金相場が安めということでしょう。自己破産に関する知識も弁護士と比較して遜色のない事務所もたくさんあります。ただ、料金については現在は報酬規程が撤廃されており、各事務所の料金設定に委ねられているため、場合によっては弁護士事務所の方が安かった、ということもありえます。費用については事前によく確認することが大切です。
また、司法書士の場合は140万円を超える借金や過払い金に関する交渉や簡易裁判所の代理をすることができないことがデメリットといえます。相談の段階ではまだ過払い金についてはいくらになるかがわからないのが通常です。そこで、最初に司法書士に相談に行った場合、債権者から開示された取引履歴を取り寄せて計算をしてもらい、もし140万円を超えることが判明したらその段階で弁護士に引き継いでもらうこともできます。

自己破産を弁護士に頼むメリット・デメリット

自己破産を弁護士に頼む場合のメリットは、司法書士の場合とは異なり、交渉できる金額についての制限がないため、どのような状況になっても最後まで丸ごと任せられるということでしょう。
デメリットとしては、やはり一般の人にとっては非常に敷居が高いことです。知人の紹介などが受けられれば所属弁護士のタイプなどもわかって訪問しやすいのですが、紹介してもらうことが難しい場合はウェブサイトや電話帳などで事前に情報収集して自分に合ったところを選ぶことが大切です。

どちらが良いかはケースバイケースになる

結局のところ、弁護士と司法書士のどちらが良いかというのはその事案の性質にもよるので、一概にどちらが良いと断定することはできません。
むしろ、弁護士の中でも債務整理を得意としている人、そうでない人がいるので、弁護士だからというよりも、業務分野として得意な事務所だから頼む、という選び方の方が重要といえるでしょう。
その分野に精通しているかどうかは最近ではウェブサイトからわかることもありますし、無料相談などを利用して試してみるのも良いかもしれませんね。


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