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クレジットカードの審査に落ちる理由とは

2015.12.04 任意整理


クレジットカードの審査で見られるポイントとは

クレジットカードの審査では、さまざまな要素を審査の基準として採用しています。中でも、年収、勤務先、勤続年数などは非常に大事なポイントです。
持ち家か賃貸か、家族と同居かということも審査の基準になります。持ち家の人であれば、簡単に引っ越しができないため督促をすることが容易です。また、賃貸に一人暮らしの人であれば、督促などを受けた際に、転々と住居を移して行方をくらますということも考えられますが、家族と同居している人であればそう容易に転居できないため督促状が届かなくなる危険が少ないのです。
年収や勤務先もさることながら、勤続年数が何年くらいかということも本人の性格をはかる上でポイントになります。非常に長く勤務している人であれば、返済についても真面目にきちんと行ってくれる人である可能性が高いとみなされることになります。

クレジットヒストリーは非常に大切

また、審査の過程では、信用情報機関に照会した過去の返済の履歴も必ず見られるポイントです。クレジットヒストリーという言葉を知っているでしょうか。その人の貸し金に対する履歴のことです。借り入れを申し込んだ人が過去にどんな会社から借りたか、いくら借りたか、会社に対してまじめに返済をしているかどうかなどは一目でわかってしまいます。
なぜなら、信用情報機関という会社の情報を銀行やクレジット会社や消費者金融など貸金業を営む会社が共有しているため、たとえ今まで滞納した会社と別の会社に申し込んだとしても、情報はすべて見えているのです。長期の滞納や、債務整理などの履歴があれば5年間程度は情報が保存されており、新しいクレジットカードを作れない可能性が高いのです。そういった意味で、クレジットヒストリーをきれいにしておくことは非常に大切といえます。

問答無用で落とされることもある

なお、他に審査に落ちる理由がなかったとしても、問答無用で落とされてしまうことがあります。いわゆる総量規制を超えている場合です。銀行を除き、年収の1/3を超える貸し付けをしてはならないという法律上の規制があるので、他で借り過ぎている人はどこのカード会社に申し込んでももう審査に通ることはできないのです。なお、この1/3という基準は、キャッシングの部分にだけかかってくるものですのでショッピングについては規制されていません。
落ちたことに対して納得がいかなくても、クレジットカード会社は具体的な理由を教えてくれることはありません。当社の審査基準によりなどあいまいな言い方でしか答えてくれないのが普通です。ですから理由はある程度自分で推測するしかないことになります。


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