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債務整理すると車はなくなるの?車のローンと所有権留保とは?

2017.04.03 任意整理


借金がある人でも自家用車を持っていることは多いです。

車を日常的に利用しているので、なくなると自分や家族にも影響が大きい、というケースもよくあります。

借金返済が苦しいので、これから債務整理したいと考えているとしても、債務整理によって車がなくなったら困る、という方は多いでしょう。

債務整理をすると、車がなくなることがあるのでしょうか?

今回は債務整理とローン付きの車の関係について解説します。

所有権留保とは

債務整理をすると、車がなくなってしまうのでしょうか?

自己破産をすると、20万円以上の価値のある車は手放すことになります。
これは、自動車ローン支払中であるか、ローンを支払い終わっているかに関わりません。

もっとも、ローンを支払い終わった自動車であれば、例えば自動車の時価相当額を親族などから援助してもらって、自動車の代わりに時価相当額を裁判所に納めることで、破産の場合でも自動車を守れる場合があります。

他の債務整理手続きの場合には、車のローンを支払済みであれば、車がなくなることはありません。
ローン支払済みの自動車を今後も持ち続けるために、自己破産ではなくあえて個人再生や任意整理を選ぶ方もいらっしゃいます。

しかし、自動車ローンが残っている場合には注意が必要です。

車のローンを設定する場合、車の所有名義がローン会社になっていることが多いです。これは、債務者がローン返済をしなくなったら、ローン会社が車を引き上げて車を売却することによって、債権回収をするためです。

これは一種の担保設定方法ですが、法律的には所有権留保と言います。

所有権留保がついている場合に債務整理すると、車がなくなる

車のローンを設定して所有権留保がついている場合に車のローンを債務整理すると、車がなくなります。

この場合にも、ローン返済を怠った場合と同様、ローン会社が車を回収してしまうからです。

所有権留保がついている場合、自己破産以外の債務整理方法を利用しても車がなくなります。

とくに個人再生(及び自己破産)では、すべての債権者を対象にしないといけないので、自動車ローンが残っている場合はほとんど必ず車を失うことになり、注意が必要です。

ローンがついている場合には、車の価値が20万円以下でも車がなくなります。

車が生活に必須になっている場合、個人再生や自己破産を本当にしてもいいのか、慎重に検討する必要があります。

所有権留保がついているか確認する方法

車のローンを設定していても、必ずしも所有権留保がついているとは限りません。

銀行からの借り入れなどの場合には、車のローンに所有権留保がついていないケースもよくあります。

自分の場合に所有権留保がついているかどうか確認するには、車検証の表示を確認しましょう。名義がローン会社になっていたら所有権留保がついているということですし、自分名義になっていたら所有権留保はないということです。

車のローンがあって所有権留保がついていても、任意整理で車のローンを以外についてだけ債務整理すれば、車を守ることが可能です。

以上のように、車のローンがある場合の債務整理には、他のケースにはない配慮が必要です。自分で正しい対処方法がわからない場合には、債務整理の専門家に相談しましょう。


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