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信用情報にキズがついたらどうやって生活したらいいの?

2016.12.29 任意整理


借金返済ができないので債務整理をしたら、個人信用情報に事故情報が登録されてしまいます。そうなると、ローンやクレジットカードなどを利用できなくなって大変不便な生活になってしまいます。

このように、債務整理によって信用情報に傷がついてしまったら、どのようにして生活すれば良いのでしょうか?

今回は、債務整理でブラックリスト状態になった場合の対応方法についてご紹介します。

信用情報への事故情報登録でできなくなること

債務整理をすると、借金問題は解決出来ますが、個人信用情報に事故情報というネガティブな情報が登録されてしまいます。

このことによって、自分名義ではローンを組めなくなりますし、クレジットカードを作ることなどもできなくなります。この状態を「ブラックリスト状態」などとも言います。

ブラックリスト状態になると、住宅ローンや車のローン、教育ローンなどのローンは利用できませんし、自分名義でクレジットカードを発行してもらうこともできません。

今使っているカードがあっても、いずれ利用停止にされてしまいます。子どもの奨学金の連帯保証人にもなれませんし、携帯電話の新機種の分割払いもできなくなってしまいます。

家族カードを利用させてもらう

債務整理によって信用情報に事故情報が登録されてしまったら、どのような工夫をして生活すると良いのでしょうか?

まずは、クレジットカードの利用方法をご紹介します。家族がいる場合には家族カードを発行してもらって使う方法があります。

クレジットカードの発行の審査は、本契約者の信用を元に判断するので、自分が債務整理をしていても、本契約者である家族に問題がなければ家族カードを発行してもらえるからです。

たとえば、妻が任意整理した場合でも、夫の家族カードを発行してもらったら日々の買い物に困ることはありません。

デビットカードを利用する

自分名義のカードを持ちたい場合には、デビットカードを利用する方法があります。

デビットカードとは、カード利用と同時に登録している預金口座から引き落としが行われるカードです。

常に預金残高を入れておく必要はありますが、全国のスーパーや量販店、コンビニなどでクレジットカードと同様に使えるので便利です。

ETCパーソナルカードを利用する

高速道路を利用する際には、ETCパーソナルカードを利用すると便利です。

ETCパーソナルカードは、クレジット機能がついていないので、ブラックリスト状態でも発行してもらって利用する事ができます。

4万円程度の保証金が必要ですが、よく車を運転する場合には必須のカードとなるでしょう。

携帯電話の機種端末は一括払いで購入する

ブラックリスト状態になって携帯電話の分割払いができなくなってしまっても、一括払いによって機種変更をすることはできます。

数万円程度かかるので少し大きな出費になりますが、どうしても新機種を使いたい場合にはお金を貯めて一括購入しましょう。

家族名義で携帯電話の契約をしてもらい、分割払いの購入をすることも可能です。

以上のように、債務整理で信用情報に傷がついても、工夫次第で便利に生活することは可能です。債務整理に躊躇する必要はないので、借金があるなら早めに債務整理で解決してしまいましょう。


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