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夜逃げしたら借金を免れることができる?

2017.01.28 任意整理


昔から、「借金を苦にした人は夜逃げをする」というイメージがありますが、実際に借金返済が苦しい場合、夜逃げによって借金から逃れようと考える人がたくさんいます。

借金を苦にして夜逃げをしたら、借金から解放されるものでしょうか?

今回は、夜逃げをしたら借金を免れることができるのかと、本当に借金問題を解決するための債務整理について、解説します。

夜逃げとはどのようなことか?

借金返済が苦しい人は「夜逃げしてしまおうか」と考えることがありますが、夜逃げとは具体的にどのようなことなのでしょうか?

夜逃げとは、債権者による督促を逃れるために、今の生活をすべて捨てて逃げることです。

引っ越しをして住民票も移さず、仕事も辞めて、電話番号などもすべて変えて、以前の情報からは完全に追跡できないようにします。

もちろん、「夜逃げ」とは言っても、必ずしも夜中ではなく、昼間に、普通の転居を装って引っ越しする人もいます。

実際、夜逃げをすると、債権者にとっては債務者が行方不明になるので、追跡できなくなり、督促が止まることが多いです。

夜逃げをした後の生活は?

夜逃げをすると、債務者にはどのような生活が待っているのでしょうか?

まず、引っ越し先では住民票を移すことができないので、健康保険を初めとした各種の行政サービスを受けるのが困難になります。子どもがいる場合、通学にも支障を来すケースがあります。

また、仕事も変えないといけないので、新たに転職先を探す必要がありますが、以前よりよい仕事が見つかることは少ないですし、債権者に見つからないようにしないといけないので、職探しに難航することがあります。

不動産などの大きな買い物もできませんし、生活自体がひっそりとしたものになり、家族にも迷惑をかけることになります。

このように夜逃げをした後の生活は、非常に不便なもので「何かから逃げ隠れしている人」という状態が続きます。

夜逃げをしても借金が無くならない!

夜逃げをすると、債権者から督促がなくなるとしても、借金自体がなくなるわけではありません。

借金には時効がありますが、債権者は時効完成前に裁判をすれば、時効を中断することができます。

また、債務者が行方不明であっても、公示送達という方法で裁判を起こすことができるので、夜逃げしたままの状態だと、自分が知らない間に裁判をされて時効が延長されている可能性もあります。

このようなことから、夜逃げをしても借金はなくならず、一生逃げ続ける生活をしないといけないのです。

債務整理をすると借金問題を解決できる!

借金を本当の意味で解決したいなら、債務整理をすべきです。

債務整理なら、完全に合法的に借金を整理出来るので、引っ越しも転職も不要ですし、逃げ続ける生活もしなくて済みます。きっちり借金をなくして堂々と生きていくことができるのです。

今、借金返済ができなくて困っているなら、夜逃げではなく債務整理で適切に借金を整理しましょう。


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