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ローンを組む際に気をつけるべき3つのこと

2015.12.12 任意整理


目的に合ったローンの種類を見極める

融資の商品には、用途ごとにいろいろなものがあります。住宅ローン、自動車ローン、教育ローン、フリーローンなどの種類に分かれます。
一般的には、用途の制限のないフリーローンは金利が高く設定されていますが、用途が決まっているものは金利も安く、用途に応じて大きな金額を借りられることもあります。
ほかに条件の良い金融機関があるのに、わざわざ条件の悪いところから借りてしまうのは勿体ない話しです。ですから、いろいろな金融機関から情報収集して一番適切な商品を選ぶことがとても大切です。同じようにみえる商品であっても、貸付の条件や金利が違うことがありますから、金融機関からパンフレットをもらったり、ウェブサイトで調べる、担当者に直接質問するなどの方法でしっかりと吟味し、申し込んだ後で後悔しないようにしたいものです。

貸し付けの条件をチェック

ローンの審査の申し込みする前に、どのような条件の人なら融資を受けられるのか事前に確認しておくことが大切です。
例えば20歳から65歳未満など申込時年齢や完済時年齢に関する条件、年収に関する条件などいくつか必ず審査される項目があります。中でもとりわけ大切なのはクレジットヒストリー、つまりこれまでの返済の他社の借入や返済に関する履歴です。これらは信用情報機関と呼ばれる会社の情報に登録されていて、業界各社がこれを共有している状態になっているため隠すことはできません。事故情報が登録されていれば一定の年数は普通の会社からは借りられないのです。ですから、最初から明らかに審査をクリアできないとわかっている場合、申し込まない方が良いのです。
手当たり次第に落ちては申し込む、というやり方をするのはそれだけで信用力を落とすことになります。

返せるローンなのかどうかを基準に考える

住宅ローンの場合は特にありがちなのですが、展示場などを見ているうちに住宅会社のセールストークに乗せられてしまい、ついつい背伸びした物件が欲しくなります。そして、「いくらなら返せるか」よりも「いくら借りられるか」を基準に考えてしまいがちになります。
特に収入に変動がある人は、今よりも収入が下がった場合を想定して、それでも月々の返済が滞らない程度の借入にしておくべきなのです。もしも、住宅を購入した後に返済ができなくなっても住宅会社は責任を取ってくれるわけではありません。住宅や車の営業マンはあくまで「売る」ことを一番に考えているのであり、その後の買主の生活までシミュレーションしているわけではないことを頭に置いておきましょう。返済可能かどうかを冷静に見極めるのは他ならぬ自分自身なのです。


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