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消費者金融の借金でも返済を続けると信用を積める?

2016.02.20 任意整理


・消費者金融を真面目に返済していると融資枠が上がる

消費者金融を利用したことのある人は経験があるかも知れませんが、最初にカードを作った時は融資金額があまり多く設定されていないものです。しかし、真面目に返済していたらどんどん借入れ可能枠が増えてきて、借りなければ損という気分になってきてしまい、ついつい追加の借入れをしてしまったという人は多いものです。そして段々感覚が麻痺してきて、今いくら債務があるのかもわからなくなり、漫然と毎月の最低返済額を返済し続けるということもあります。消費者金融は銀行などと異なり、借り入れのハードルが低い代わりに銀行より高めの金利を取ることでリスクを回避するシステムですから、優良顧客として信用ができ、囲い込まれてしまえば長期に渡って高い利息を払い続けることになります。ですから、消費者金融に対して信用力が上がっていく=望ましいことではないのです。

・住宅ローンを組む際は不利になることがある

消費者金融を利用している、あるいは完済したことのある人も、注意したいのはマイホームの購入を考え始めた時です。住宅ローンの審査では、本人の年収、勤務先、勤続年数、借入時年齢、完済時年齢などの項目が見られますが、それと同時に最も重要視されるのが信用情報機関に記載されている個人の借入れ情報です。他社借入れの金額や会社数も見られますが、借りている会社の内訳も大切な項目です。ここに消費者金融が入っていると本人の経済的状況が悪いとみなされて大きなマイナスポイントになる銀行も多いのですが、完済していればよいという場合もあります。もちろん、滞納などはもってのほかで、それだけで銀行の審査落ちになると思った方が良いでしょう。
ですから、少しでも早く完済することはもちろん、完済しても会員登録を抹消するというところまで徹底しておきたいものです。

・優良顧客とみて勧誘してくる悪質業者に注意

上記に述べたように、消費者金融を真面目に返済することで「信用」がつくということは言えるのですが、その信用は質の良いものとはいえないところもあります。つまり、悪質業者から「カモ」認定されてしまう危険性もあるということです。もともと消費者金融を利用するということはある程度お金に困っており、かつノンバンクからの借入れに抵抗感がない顧客とみられるわけです。それに加えて真面目に返済する性格ということがわかれば有象無象の輩がたくさん集まりやすい条件を備えてしまっているといえるので、自分がよほど警戒して「これ以上借りない」という覚悟を持っていなくては「あなただけに特別〇〇円の枠でご融資を」などと言われた時に断れなくなってしまうのです。


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