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任意整理すると信用情報(ブラックリスト)に載るの?

2015.12.18 任意整理


そもそも任意整理とはどんな手続?

債務整理の手続で、現在多く使われているのは自己破産、個人再生、任意整理です。
裁判所が関与する自己破産、個人再生に対し、任意整理は裁判所が関与せずに、本人もしくは法律専門家と債権者が直接条件を話し合って和解することになります。
ただ、実務的には本人が直接債権者と交渉しようとしても相手にされないことも多く、法律家を通じての手続となることがほとんどです。どの債務整理でも最初にやることは利息の引き直し計算といわれるものです。債務者の認識している残債務額は、実際に利息制限法で計算した金額とは大きく食い違っていることがありますので、法律上の上限金利で計算し直して、その金額をもとに分割払いなどの和解をするのです。
裁判所が関与する手続、しない手続に関わらず信用情報には債務整理した旨の情報が載ることに注意が必要です。

手続着手前にすでに信用情報に載っていることもある

信用情報に載ることに抵抗があるから債務整理をためらっている、という人もいるのですが、これはあまり意味のないことです。延滞だけでも情報は掲載されてしまうので、債務整理しようかどうか迷っている時点ですでにブラックになっているという場合も多いのです。
ですから、延滞を解消できずに行き詰まってきたと感じたら早めに手続することが大切です。自転車操業などで引き伸ばしても実際ほとんど意味がなく、債務総額を膨らませるばかりということになるからです。
任意整理は、上記のように裁判所を通さない手続なので比較的手続費用も安く済み、自分で揃える書類もあまりなく、専門家にほぼお任せできますから本人としては非常に楽でやりやすいといえます。利息引き直し計算をしたらびっくりするほど債務が減ることもありますから、相談はまだ早いかな?というくらいの時期でよいのです。

大体5年間くらいは現金生活を心がける

では、実際に任意整理して信用情報に掲載されたらどのような状態になるのでしょうか。
債務整理の情報は大体5年間の掲載になりますので、その間は借入れや新たなカードの作成はできないことになります。すでに持っているカードは使用できてしまう場合もありますが、次の更新の際にはほぼ審査に通らないと考えておきましょう。
債務整理のもともとの趣旨は債務者の経済的再生にあります。ですから、借りることが当たり前の生活スタイルから脱却して、手持ちの現金の中でやりくりしていくことのトレーニング期間としてこの5年間が設定されているとも考えられます。自動車が欲しければ5年間貯蓄して現金で買う、住宅が欲しければ5年間で頭金をためるなど、自分なりに目標を設定していけば節約ややりくりも楽しいものになるのではないでしょうか。


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