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任意整理をしてもETCカードはつくれますか?

2015.08.05 任意整理


任意整理をするとETCが使えなくなる、という話を耳にしたことがある人もいるでしょうが、そもそもなぜ使えなくなるのでしょうか?また、どうしても使えなければ困るような生活をしている人はどうすればよいのでしょうか?

任意整理するとETCが使えなくなる理由

ETCカードというのはクレジットカード一体型になっているものが多くなります。通常のクレジットカードであればあまり持ちたがらない人でも、ETCカードであれば抵抗なく作ってしまうことがあるはずです。そのような顧客を取り込み、ETCをきっかけに他の場面でもカードを使ってもらうようになることがカード会社の思惑です。
しかし、クレジットと連動しているということは、新規や継続で通常の融資等と同じようにカード会社の審査が入るということです。つまり、債務整理によりブラック情報がついてしまうことでカードそのものが使えなくなり、一見債務整理とは関係がないようなETCまで使えなくなるのです。一度任意整理のブラック情報がついてしまうと、5年~7年は消えないことになります。

その会社を任意整理対象から外すことも

任意整理の場合、債務整理する相手を選択することができます。一般的によくあるのが低金利の銀行などを外すやり方ですが、それ以外にもこのETC一体型のように任意整理で不都合となる会社を外すこともあります。もしETCと連動しているカード会社を整理の対象にすればもちろんそのカードが使用停止になりますが、仮にその会社を外して他のカード会社だけ整理したとしても、のちのちETCカードが使えなくなることがあります。
これは、他の会社を任意整理したことにより信用情報機関にブラック情報が掲載され、ETCカードのクレジット会社が更新時期等に再度信用情報を照会してブラック情報が発覚し、カードの停止基準に引っかかってしまったということなのです。

ETCパーソナルカードという手段もある

もし、任意整理によりクレジット一体型ETCカードが使えなくなったらどうすればよいのでしょうか。実は、クレジットと連動していないETCパーソナルカードというものがあります。
ETCパーソナルカードは日本の高速道路会社が共同して発行している通行料金限定のカードで、事前にデポジット(保証金)を預託することでETCを使える仕組みになっています。デポジットは、申込時に利用者が申告した平均月利用額等を基準にして決まりますが、実際の利用が多いと増額されることもあります。あくまで担保という意味なので、電子マネーのように料金が事前チャージされるわけではありませんが、発生した料金は預金口座から引き落としになりますのでクレジットカードを持たない人でも使えます。


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