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知らない会社から借金の返済を迫られたらどうすべきか?

2016.03.25 任意整理


・聞いたこともない会社からなぜ郵便が?
ある日ふとポストをのぞくと、まったく名前も知らない会社からの郵便物が届いていて、開けてみたら借金の請求だった。こんな時はまずどうすればよいのでしょうか。一番やってはいけないのは、よく確認もせずに指示されるまま支払ってしまうことです。

では、考えられる可能性としてはどんなものがあるのでしょうか。

1.今まで借り入れていた会社が合併などで名前が変わった

2.貸金業者が債権を譲渡し、債権者がサービサー(債権回収会社)などに代わった

3.誰かの保証人になっていたことを忘れている

4.単なる架空請求

このような類型に分かれると考えられます。名前の変更はネットなどで検索できることもありますし、郵便物のどこかに「旧〇〇株式会社」のように示されているかもしれません。そして、債権譲渡などの場合でも郵便物の中を見ればわかるようになっているはずです。

・保証人としての責任を追及されたら?!

他人の借金の保証人になっていて、主債務者が滞納したという理由で知らない会社から請求が来てしまったらどうすればよいのでしょうか?もし、保証人としてハンコを押したということを思い出した場合はやはり責任を取るしかありません。たとえ「知人から迷惑をかけないと言われた」などの事情があってもそれは債権者には関係のないことです。保証人自身が債務者と同じ状況に立たされますから、万一、支払いが不可能な場合は専門家に相談して債務整理を検討せざるを得なくなることも出てきます。

では、もしも借金の保証人になった覚えがないという時はどうしたらよいでしょうか。これは、請求してきた債権者に対して「自分が署名、押印した契約書を見せてください」と頼むことは必須でしょう。署名が自分のものではないような場合、保証契約の成立自体を知らないとして裁判になることもありますから法律家に相談しなければなりません。

・明らかに架空請求の場合は徹底的に無視!

本当に何の根拠もなく請求してくるいわゆる「架空請求業者」である可能性もあります。こういった業者の対処として一番いけないのは「連絡するなどの形で関わってしまうこと」です。一度連絡先を知られてしまったが最後、手を替え品を替え、請求してくる可能性がありますし、もっと最悪なのは似たような業者同士で共有する「カモリスト」のようなデータに組み込まれてしまうことです。あまりしつこいようでしたら警察や国民生活センターなどに相談しましょう。こういった業者は背後に暴力団やヤクザが関与していることもありますし、一筋縄でいく相手ではないことも多いですから決して自分で対処しようと思わないことが大切です。


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