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カードローンで借金地獄…。返済までの体験談

2015.09.30 体験談


「女性専用ローン」を気軽に利用したのが始まり

借金やカードローンなどという言葉には無縁だった自分ですが、就職後数年経ち、友人が段々ブランドのバッグなどを持ち始めたり、お化粧が変わって綺麗になってくると、自分の中で言いようのない焦りが出てきました。
同級生で集まるたびにファッションの話題に乗り遅れないようにしなければという気持ち、そして少し見栄を張りたい気持ちが膨らんでいったと思います。
ある時、ネットである有名消費者金融の「レディースローン」という広告が目に留まったのですが、女性専用の電話窓口があるなど、利用しやすいイメージに抵抗感が薄れていくのを感じました。当時、どうしても欲しいバッグがあって「少しだったらボーナスもあるし、返せるから大丈夫かぁ」と気軽な気持ちで利用してしまいました。
しかし、欲しかったバッグが手に入るとそれに合わせる洋服、靴も揃えなくては!と、次第に欲望に歯止めがきかなくなってきてしまいました。

生活が苦しくなってきて専門家に相談

大手だったのでお給料は安定していたものの、昇給やボーナスは予想していたほどではありませんでした。しかも、自宅通勤するのは難しい場所だったので一人暮らししていたため、カードローンの金額がどんどん上がってくると生活に響いてくることが多くなりました。
同僚との外食ランチはあきらめてお弁当持参にしたり、自分なりに工夫していましたが、カードローンが150万円を超えたあたりから段々怖くなってきました。親に相談すると心配をかけそうだったのですが、もう自分ひとりで抱え込むことが苦しくなっていました。考え込んだ末、法律家の方の無料相談というのを見つけて訪ねてみました。
法律家の方は、お仕事も大手で安定しているから、消費者金融からより金利の安い銀行に借り換えを検討してみてはどうかと提案して下さいました。私の年収なら審査に通るのではないかということでした。

客観的に状況を見直して完済に至る

消費者金融のカードローンから銀行に借換えることと同時に、やらなければならないのは「買い物したくなる」心理をコントロールすることでした。「これが欲しい!」と思った時には、ひと呼吸おいて、ノートに自分のその時の気持ちを書き留めて自分の気持ちを客観視する努力をしました。就職して10年近く経つと、結局ある程度経済的状況が違う友人とは自然に会わなくなってきたこともあって、自分の中の物欲も自然と減っていった気がします。
借金の返済には結局5年くらいかかりましたが、あれ以上増える前に他人に相談して自分の状況を整理して良かったと思います。自分だけで考えたら思いつかないような方法を教えていただきましたし、親にも言わずに解決することができたからです。


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