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事業に失敗して1億円の借金があったけれども自己破産して生活保護に!

2016.12.14 体験談


開業資金を借りて、スナック経営を始めました

私は、30年くらい前に、独立してお店を開業しました。

開業したお店はスナックで、資金としては公庫から1,000万円くらい借りました。

開業当初はお客さん集めに大変でしたが、徐々に経営が軌道に乗ってきて、順調にお店が回転するようになりました。

そこで、私は2軒目、3軒目のお店を開店したいと思い、資金集めをしました。
当時はまだ景気が良かったので、たくさんお金を借りられましたし、お店の経営も順調でした。

しかしその後、バブルがはじけて急に客足が落ちて、経営が苦しくなりました。バブル時代に借りた借金の金額も大きく、私にのしかかっていました。

また、私は当時、1人で息子を育てていたので、そのことも大きな精神的負担になっていまいした。

友人知人や金融機関から、借りられるだけ借りてしまいました
私は、3軒のお店と大きな借金、それと小さな息子を抱えて一杯一杯の生活でした。

銀行からの借入だけでは到底まかなえないので、消費者金融やクレジットカード、街金の利用もしました。業者からの借金だけでは足りないので、友人や知人からもお金を借りまくる状態でした。

家賃なども滞納することが増えて追い詰められた状態になりましたが、それでもお店の経営と借金返済をしなければならなかったので、支払のことだけで頭がいっぱいの生活を続けていました。

脳溢血で倒れてしまいました

10年くらい前になると、借金の額は、自分でも把握できないほどふくれあがっていて、友人や知人にも借金返済が遅れ遅れになって迷惑をかけていました。仲良くしていた人にも見放されて「嘘つき」「詐欺師」とののしられる毎日でした。

そうした中で、私は脳溢血になり、突然倒れてしまったのです。
病院に運ばれて命は取り留めましたし、特に四肢の麻痺などは残らなかったのですが、話すのが少しゆっくりになってしまい、顔にも少し麻痺が残りました。

このことをきっかけに、私はもう限界だと思って借金問題を解決しようと考えるようになりました。

1億円の借金を自己破産で解決して、生活保護になりました

この頃になると、私にはもはや何の財産もなく、あるのは借金だけという状態でした。

そこで、司法書士の先生に無料相談に行ったところ、「自己破産をして,一からやりなおしてはどうか」ということでした。ただ、私の場合は事業による借金で金額が大きいので、弁護士が担当したほうが良いのではないかと言われました。そこで、司法書士の先生のお知り合いの弁護士の先生を紹介してもらい、その先生に改めて相談することになりました。

私は、借金額が自分でもどのくらいあるのかがわからないことや、個人からの借金も多いことなどから自己破産が認められるのか不安でしたが、先生は大丈夫だと言ってくれました。

実際に、先生に調べてもらったら、私の借金は1億円あるということでした。
自己破産をすると債権者の個人が騒いで大変な状態になりましたが、全部弁護士の先生が対応してくれて、何とか手続きを進めて解決してもらいました。

今は、生活保護を受けながら細々とはしていますが安定した生活を送っています。
もしあのままお店と借金返済に追われる生活を送っていたらと思うと本当にゾッとするので、今は、自己破産によって借金問題を解決できてよかったと心から思っています。


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